薄毛男の日記

ハゲた美容師がハゲを治した話

男性のハゲ治療に必要な薬は何か その1

【男性のハゲ治療に必要な薬その1】
まず、大きく分けて2種類の薬があります
毛が抜けないようにする薬と
毛を生やす薬です
現在日本の医療で処方される薬は抜けないようにする薬なのでまずはこちらの説明からしていきましょう


a.【薬その1、抜け毛の抑制】
有効成分:フィナステリド

男性型脱毛症の原因は男性ホルモンのジヒドロテストステロンであり、その合成を促す5αリダクターゼII型を阻害する
その結果、脱毛を抑制する
主な薬:プロペシア


フィンペシアジェネリック


フィナロイド(ジェネリック






【薬その2、抜け毛の抑制】
有効成分:デュタステリド

男性型脱毛症の原因は男性ホルモンのジヒドロテストステロンであり、その合成を促す5αリダクターゼⅠ型、5αリダクターゼII型を阻害する
その結果、脱毛を抑制する
主な薬:ザガーロ


デュタス(ジェネリック)、デュマン(ジェネリック


デュマン(ジェネリック


【aとbの薬の違い】

*5αリアクターゼは2種類あるが、頭皮に多く存在するのはII型である
しかし、5αリアクターゼⅠ型とII型を両方阻害すれば体全体の5αリアクターゼを阻害することができ、ジヒデストステロンの量を減少させることができる

*aの薬は服用してから血中の有効成分濃度が半分になるまでの時間が約6〜8時間なのに対して、bの薬は2週間程度と長い
つまり有効成分が血中に長く留まるため抑制効果が長く持続する

*aの薬よりもbの薬の方が効果が高い分、副作用の可能性も上がります
勃起機能不全が約5%、性欲減退が約3.9%、精液量減少が約1.3%それぞれ高まるのと、発疹、頭痛、抑うつ気分、乳房障害などが報告されています

以上のことを踏まえてどの薬が自分に合っているか、しっかりと検討した上で選んで頂くのがいいと思います
まずは毛が抜けないようにする薬から1種類
そして次に説明する毛を生やす薬を併用して服用する事がハゲの克服に最も効果的で近道になります